資格取得(教職課程・学芸員課程・司書課程)

学部で学びながら資格の取得を目指す

取得した資格および取得までの経験は、社会にはばたくうえで大きな財産となるでしょう。
千葉経済大学では資格取得のために、1年次から履修可能で体系化されたカリキュラムを設置し、資格取得を強力にバックアップします。

資格につながる授業科目 資格課程(教職課程・学芸員課程・司書課程) 資格取得サポート 学生VOICE

資格につながる授業科目

千葉経済大学の資格課程

教職課程

千葉経済大学では高校(公民)・中学(社会)の教員免許を取得することが可能です。

取得可能な資格

高等学校教諭1種免許状(公民)

高等学校において「現代社会」「倫理」「政治経済」の科目を担当することができます。

中学校教諭1種免許状(社会)

中学校において社会科の科目を担当することができます。

併設の短期大学部で必要な単位を修得することにより、 小学校教諭免許を取得することもできます。 短期大学部へのリンクはこちら

  • 千葉経済大学教職課程履修規程(令和5年度入学者適用)

    1.本学で免許状を取得するための最低単位数は以下のとおりとする。

    免許状の種類 高等学校1種(公民) 中学校1種(社会)
    基礎資格 学士の学位 学士の学位
    教育職員免許法施行規則第66条の6に定める科目
    教科及び教科の指導法に関する科目 28 30
    教育の基礎的理解に関する科目 12 12
    道徳、総合的な学習の時間等の指導法及び生徒指導、教育相談に関する科目 14 16
    教育実践に関する科目
    大学が独自に設定する科目 16 12
    合計 85 85

    2.教育職員免許法施行規則第66条の6に定める科目については、次の各区分に定める科目すべて(8単位)を修得することとする。

    区 分 科目及び単位
    日本国憲法 「日本国憲法」2単位
    体育 「スポーツ実習Ⅰ」「スポーツ実習Ⅱ」から2単位
    外国語コミュニケーション 「社会人になるための英語Ⅰ」「社会人になるための英語Ⅱ」「教養英語Ⅰ」「教養英語Ⅱ」「初級英会話Ⅰ」「初級英会話Ⅱ」「総合英語Ⅰ」「総合英語Ⅱ」「総合英語Ⅲ」「総合英語Ⅳ」「ビジネス英語Ⅰ」「ビジネス英語Ⅱ」の中から2単位
    情報機器の操作 「情報リテラシー」2単位

    3.教科に関する科目については、次の各区分に定める科目及び単位を修得することとする。

    (1)高校公民

    区 分 科目及び単位
    「法律学(国際法を含む)、政治学(国際政治を含む)」 「法学入門」「刑法」「民法Ⅰ」「民法Ⅱ」「労働法」「経済法Ⅰ」「経済法Ⅱ」「行政法」「行政学」「政治学Ⅰ」「政治学Ⅱ」「国際関係論む「国際関係論Ⅱ」
    「社会学、経済学(国際経済を含む)」 「社会学Ⅰ」「社会学Ⅱ」「コミュニケーション論」「経済学入門Ⅰ」「経済学入門Ⅱ」「経営学入門Ⅰ」「経営学入門Ⅱ」「初級ミクロ経済学」「初級マクロ経済学」「経済学説史Ⅰ」「経済学説史Ⅱ」「国際経済学Ⅰ」「国際経済学Ⅱ」「金融論Ⅰ」「金融論Ⅱ」「財政学Ⅰ」「財政学Ⅱ」「公共経済学Ⅰ」「公共経済学Ⅱ」「西洋経済史Ⅰ」「西洋経済史Ⅱ」「地方財政論Ⅰ」「地方財政論Ⅱ」「食料システム論Ⅰ」「食料システム論Ⅱ」「開発経済学Ⅰ」「開発経済学Ⅱ」「経営管理論Ⅰ」「経営管理論Ⅱ」「経営組織論Ⅰ」「経営組織論Ⅱ」「経営戦略論Ⅰ」「経営戦略論Ⅱ」「国際経営論Ⅰ」「国際経営論Ⅱ」「中小企業論」
    「哲学、倫理学、宗教学、心理学」 「倫理学」2単位のほか「哲学Ⅰ・Ⅱ」「心理学Ⅰ・Ⅱ」「社会思想史Ⅰ・Ⅱ」の中から1セット(2科目)4単位選択必修

    (2)中学社会

    区 分 科目及び単位
    日本史及び外国史 「外国史概説Ⅰ」「外国史概説Ⅱ」「日本史概説Ⅰ」「日本史概説Ⅱ」
    地理学(地誌を含む) 「地理学Ⅰ」「地理学Ⅱ」「地誌学Ⅰ」「地誌学Ⅱ」
    「法律学、政治学」 「法学入門」「刑法」「政治学Ⅰ」「政治学Ⅱ」
    「社会学、経済学」 「社会学Ⅰ」「社会学Ⅱ」「経済学入門Ⅰ」「経済学入門Ⅱ」「初級ミクロ経済学」「初級マクロ経済学」
    「哲学、倫理学、宗教学」 「哲学Ⅰ」「哲学Ⅱ」「倫理学」
    各教科の指導法 「社会科・公民科教育法Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ」

    4.教育の基礎的理解に関する科目については、次の各区分に定める科目を修得することとする。

    区 分 科目及び単位
    教育の理念並びに教育に関する歴史及び思想 「教育原理」1科目2単位
    教職の意義及び教員の役割・職務内容(チーム学校運営への対応を含む) 「教職概説」1科目2単位
    教育に関する社会的、制度的又は経営的事項(学校と地域との連携及び学校安全への対応を含む) 「教育の制度と経営」1科目2単位
    幼児、児童及び生徒の心身の発達及び学習の過程 「教育心理学」1科目2単位
    特別の支援を必要とする幼児、児童及び生徒に対する理解 「特別支援教育」1科目2単位
    教育課程の意義及び編成の方法(カリキュラム・マネジメントを含む) 「教育課程論」1科目2単位

    5.道徳、総合的な学習の時間等の指導法及び生徒指導、教育相談等に関する科目については、次の各区分に定める科目を修得することとする。

    (1)高校公民

    区 分 科目及び単位
    総合的な探究の時間の指導法 「総合的な探究・学習の時間の指導法」1科目2単位
    特別活動の指導法 「特別活動」1科目2単位
    教育の方法及び技術 「教育方法」1科目2単位
    情報通信技術を活用した教育の理論及び方法 「情報通信技術を活用した教育の理論及び方法」1科目2単位
    生徒指導の理論及び方法 「生徒指導の理論と指導法」1科目2単位
    教育相談(カウンセリングに関する基礎的な知識を含む)の理論及び方法 「教育相談の基礎」1科目2単位
    進路指導及びキャリア教育の理論及び方法 「進路・キャリア教育の理論と指導法」1科目2単位

    (2)中学社会

    区 分 科目及び単位
    道徳の理論及び指導法 「道徳の理論と指導法」1科目2単位
    総合的な学習の時間の指導法 「総合的な探究・学習の時間の指導法」1科目2単位
    特別活動の指導法 「特別活動」1科目2単位
    教育の方法及び技術 「教育方法」1科目2単位
    情報通信技術を活用した教育の理論及び方法 「情報通信技術を活用した教育の理論及び方法」1科目2単位
    生徒指導の理論及び方法 「生徒指導の理論と指導法」1科目2単位
    教育相談(カウンセリングに関する基礎的な知識を含む)の理論及び方法 「教育相談の基礎」1科目2単位
    進路指導及びキャリア教育の理論及び方法 「進路・キャリア教育の理論と指導法」1科目2単位

    6.教育実践に関する科目については、次の各区分に定める科目を修得することとする。

    区 分 科目及び単位
    教育実習 「教育実習事前演習」「教育実習」2科目5単位
    教職実践演習 「教職実践演習(中・高)」1科目2単位

    7.大学が独自に設定する科目については、他の科目区分の単位数のうち最低修得単位を超えて修得した単位を充て、高校公民にあっては16単位、中学社会にあっては12単位を修得することとする。

    8.「教育実習」を履修することのできる者は、次の各号に該当する者とする。

    1. 3年終了時までに、3年次までの教職に関する科目の必修科目を全て修得している者
    2. 伝染性疾患を有しない者
    3. 教育実習に支障のない者
    4. 特別な事由により、教職課程委員会が履修を認めた者

    9.教職に関する科目については、1年間の履修上限48単位とは別に履修できることとする。ただし卒業に必要な単位には含めない。

    10.教職課程を履修する者は、別に定める教育実習費及び介護等体験費(中学社会履修者のみ)を所定の日までに納めなければならない。

    附 則

    この規程は、令和5年4月1日から施行し、令和5年度以降の入学者に適用する。

  • 教員養成に関する情報の公表

    千葉経済大学の教員養成に関する情報を公開します。

    (1)教員養成の理念


    学校教育および教員の資質や能力に対して様々な問題点や課題が指摘されています。例えば、生徒の基礎的な学力や、知・徳・体のバランスの取れた個性豊かで自立心を持ち、積極的に社会とかかわっていく能力が十分育成できていないのではないのかという指摘です。
    地域社会や家庭の教育力の低下という極めて深刻な問題が生じている状況のもとで、学校が、そして一人ひとりの教員が生徒の全人的な教育のために果たさなければならない役割はますます重くなり、またその範囲も拡大しています。
    教員の最も重要な役割の一つは、生徒の知的好奇心を刺激し、学問の面白さに気づかせ、生涯にわたって学び続けるための基礎的な力を身に着けさせることです。そのため、経済学部の利点を生かして生徒に経済学の面白さに触れさせ、経済学という切り口を通じて広く社会に目を開き、自らかかわっていく指導ができる、いわば、経済学を得意分野として生徒の知的好奇心を惹起できる教員の養成を目指しています。
    また、積極的に地域社会や保護者とかかわり、その教育力を引き出し、学校教育との連携を図りながら生徒の全人的な教育を積極的に推進していくことのできる視野の広い、豊かな人間性と社会性を持つとともに、それを具体的に展開する実践力を持った教員を養成していきます。

    (2)教員の養成に係る組織


    教授会の下に「教職・学芸員課程委員会」(主として、教職課程の円滑な実施に関する実務および教職課程の改善・充実のための企画・立案を担当するために、教授会の下に設置された委員会で、構成は委員長を含め3名の教員)を設け、教職課程の不断の改善・充実を図っています。

    (3)教員養成に係る職員の数及び教員の学位と業績

    教員紹介(詳細はこちらからどうぞ)

    (4)授業科目

    教職課程履修規定(※千葉経済大学教職課程履修規定のページへリンク)

    シラバス(詳細はこちらからどうぞ)

    (5)卒業者の教員免許状の取得状況(過去5年間)

      平成30年度 令和元年(平成31年)度 令和2年度 令和3年度 令和4年度
    高校一種(公民) 4 2
    中学一種(社会) 1 1 4 2 2

    (6)教員への就職状況

    就職先(詳細はこちらからどうぞ)

    (7)教育の質の向上に係る取組

    FD委員会

    本学では、学長の下に、本学教員の資質・能力の向上を目指すと共に、教育内容・方法の改善・充実を図ることを目的とする組織的な研究・研修、その他の活動を推進するための組織として、FD委員会を設置しています。

    教育方法の効果的導入の工夫について

    本学の教職課程は、平成19年度の設置以来、教員になるにあたり必要な基礎知識を学修させると共に、教職に関する科目の指導において、実践的な学びを行ってきました。「教育方法」や「道徳の指導法」では教授技術の基礎や教員に必要な表現力を養い、教科教育法では数回に亘る模擬授業を学生に課しています。模擬授業の指導では、授業案の書き方や、具体的な授業運営の技術を一人一人に教授します。このような指導が可能であるのは、本学の特色の一つである少人数教育が要因であるといえます。同じ理由によって、グループ・ディスカッション、グループワーク等の教授方法は、本学の教職課程においてはごく自然な形で導入されています。
    平成10年10月26日の大学審議会答申「21世紀の大学像と今後の改革方策についてー競争的環境の中で個性が輝く大学」では「課題探求能力」の育成が、平成24年8月28日の中央教育審議会答申「新たな未来を築くための大学教育の質的転換に向けて〜生涯学び続け、主体的に考える力を育成する大学へ〜」では「生涯学び続ける力」の育成、「主体的に考える力」の育成が提言されています。これらの力の育成は、本学が目指す「人間力・社会人基礎力をつけて、社会に送り出す大学」の教育的基盤でもあり、同時に、本学教職課程においても、既に基礎的方針となっています。

学芸員課程

学芸員とは博物館の専門職員です。博物館とは、人文系の歴史・考古・民族などの博物館・美術館・郷土資料館と共に、しぜなを対象とする植物園・動物園・水族館・科学館等を含んでいます。
本学では、これからの学芸員には人間の社会生活に深く関わる経済について豊富な知識が必要であるという認識から、経済学部に学芸員の資格が取得できる科目を開講しています。
学芸員課程の実習や研修は、学内にある博物館でも行うことができます。

地域経済博物館はこちらから

取得可能な資格

学芸員資格

  • 博物館学芸員課程

    学芸員課程のついてのお知らせと案内です。
    履修希望者は、下記事項を確認ください。

    学芸員課程について

    本学では、博物館の専門職である国家資格「博物館学芸員」を取得できる課程を設置しています。履修を希望する学生は、4月に行われるガイダンスに必ず参加してください。

    学芸員とは、博物館法により定められた、博物館の資料収集・保管・展示を主な仕事とする専門職です。海外ではmuseum curatorとして大学教授にも匹敵する研究職です。なお、法律により博物館には学芸員を置かなければならないことになっており、学芸員は国家資格とされています。

    必要な単位

    下記で定められた最低単位を取得することによって、資格を取得することができ、卒業時に「学芸員資格単位取得証明書」が交付されます。

    博物館法施行規則第1条に定める科目 19単位
    その他関連する科目 8単位以上
    合計 27単位

    ※履修上の注意事項

    ・「その他関連する科目」より4科目以上履修してください。

    ・「博物館実習」を除くすべての科目は教養科目群の選択科目として履修できます。

    卒業後の進路

    博物館(公立博物館の場合は所轄する官庁もしくは指定管理者)が実施する博物館学芸員採用試験に合格することで専門職員として採用されます。また、国家もしくは地方公務員試験に合格し、一般職から博物館勤務を希望する場合、博物館に勤務できることもあります。

司書課程

司書課程 司書とは公共図書館・学校図書館・企業等の資料室や調査室などで書籍の整理・保管・閲覧などの仕事に従事する専門職です。千葉経済大学短期大学部の「司書 課程」で3年次から所定の科目・単位を修得することで、国が定めた司書資格を取得できます。 司書課程では、図書館の現場で即戦力となれる司書を養成するとともに、広く文化活動の担い手を養成することを目指して、基礎的な教養の蓄積に役立つ授業を 展開しています。
図書館司書資格の実習や研修は、学内にある図書館でも行うことができます。

総合図書館はこちらから

取得可能な資格

司書資格

資格取得サポート

資格取得奨励金制度

 資格取得奨励金制度

千葉経済大学では、在学中に本学が定める資格等を取得した学生を表彰し、奨励金とその資格等受験に要した受験料を支給する制度があります。

対象資格等…令和5年度の一例

  • 国家公務員採用試験(総合職、一般職、自衛官)
  • 地方公務員採用試験(都道府県及び政令指定都市の行政職)
  • 地方公務員採用試験(警察官及び消防士)
  • 税理士試験
  • 公認会計士試験
  • 行政書士
  • 日商簿記検定(1級、2級、3級)
  • ファイナンシャル・プラニング技能士(2級、3級)
  • 証券外務員(1種又は2種)
  • 中小企業診断士
  • 宅地建物取引士
  • 応用情報技術者試験
  • 基本情報技術者試験
  • ITパスポート
  • MOS(エキスパート、一般)
  • TOEIC(L&R)550点以上
  • 実用英語技能検定(準1級、2級)
  • 秘書技能検定(1級、準1級)
  • 上記制度や対象資格等は年度により変更になる場合があります。

学内で研修できる充実の設備

学芸員資格、図書館司書資格の実習や研修は、学内にある博物館と図書館でも行うことができます。

学生VOICE

M.A.さん<br />
平成26年度卒業(鹿児島県出水市立 出水商業高等学校) M.A.さん
平成26年度卒業(鹿児島県出水市立 出水商業高等学校)

「ありのままの自分で」というアドバイスに奮起

在学中に秘書検定2級、日商簿記2級を取得できたのは、先生が個別で質問に答えてくださり、過去問題をたくさん解けるようにしてくださったお陰です。就活用の履歴書を多くの方に見ていただいた時は、どのアドバイスを参考にすればよいか悩んでしまいましたが、ゼミの先生が「ありのままの自分を受け入れてくれる企業に行くのが幸せだよ」と言ってくださり、自分の言葉で面接にのぞめるようになりました。


W.M.さん<br />
平成26年度卒業(千葉県立 松戸六実高等学校出身) W.M.さん
平成26年度卒業(千葉県立 松戸六実高等学校出身)

資格取得を応援しサポートしてくれる体制が万全。やる気にさせてくれる環境が整っているので、勉強にも集中できました。

大学3年生のときに、秘書技能検定試験準1級に合格しました。「上級秘書学」という授業で筆記試験対策を行い、専門の先生による補講で面接対策を行いました。補講では、服装や髪形、メイクに至るまで細かく指導していただきました。先生方もキャリアセンターの方々も資格取得を積極的に応援してくれますし、図書館には資格に関する書籍も豊富です。奨励金制度もあるので、やる気にさせてくれる環境が整っていると思います。