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佐久間学長が新著「つくる◆教えない『教える授業』——教師としての腕をみがく」を上梓しました

 本書の題名に掲げられた「教えない『教える授業』」。みなさんの脳裏には、どんな情景が浮かんできますか?

 「(前略)教えていないように見えるが、しっかりと確かに教えている。教えているのだが教えられているとは思えないまま、いつの間にか「学びの世界」に誘い込まれている、それが「教えない『教える授業』」である」(はしがきより)
 ICT教育が盛んに取り入れられている昨今、佐久間学長は授業の質を問うことをしない“薄っぺらな「教えない授業」”が推進されている教育現場の風潮に警鐘を鳴らしています。
 子どもの知性や感性を伸ばしていくためには、教師自身が学び続けていき、知性や感性にさらなる磨きをかけていく。本書では、現今の授業における“危うさ”を鋭く指摘しながら「主体的・対話的で深い学び」が志向すべき確かな授業像を描き出しています。

 本学園の大学・短大で教鞭を執る佐久間学長は月1回、「『現場としての授業』をつくるために力をみがきあう会」を開催しています。そこに集うのは、教師を志す本学在学生をはじめ、現役教師である卒業生や地域のみなさんです。短歌を教材に様ざまな考えを繰り広げながら、授業で予期せぬ「現場」を構想する力を身につけていきます。
 予測困難で先行き不透明なSociety5.0時代。タブレットを開いても、どこにも書いていない「Unknown Question」の解は、「脳ミソをたっぷり使って解の糸口を探し出し、知恵を絞ってしぶとく考え合っていかなければならない」と、佐久間学長は本書に綴っています。

 学長がテレビなどで見聞きしたり本を読んだりする中で出会った「珠玉の言葉」に想いを広げたエッセーも載っています。「教えることの豊穣さ」が開花していくような、そんな一冊です。
 ぜひともご一読くださいませ。(一莖書房、2200円)
※本書は、日本教育新聞で紹介されています。

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佐久間 勝彦(さくま かつひこ)
1944年(昭和19年)千葉県生まれ。
早稲田大学第一政治経済学部卒業。同大学院修士課程(教育学専攻)修了。
現在、千葉経済大学学長、千葉経済大学短期大学部学長、千葉経済大学附属高等学校校長。

近著に『学びつづける教師に―こころの扉をひらくエッセイ50』(一莖書房・2013)、『アクティブ・ラーニングへーアクティブ・ティーチングから』(一莖書房・2016)、『教えない「教える授業」ーすぐれた教育の実践に学ぶ』(一莖書房・2020)