地域連携
ボッチャを通じて共生社会を学ぶ:第6回いなげボッチャカップ・大学連携パラスポーツ講座
「第6回いなげボッチャカップ」に本学学生が、選手・運営スタッフとして参加しました
「第6回いなげボッチャカップ」(主催:稲毛区地域づくり支援課、共催:千葉経済大学・千葉経済大学短期大学部、敬愛大学・敬愛短期大学、千葉大学)が、2月16日(日)に開催され、本学学生が選手や運営スタッフとして活躍しました。
この企画は、稲毛区と区内3大学(千葉経済大学・千葉経済大学短期大学部、敬愛大学・敬愛短期大学、千葉大学)との連絡調整会議の中で発案されたもので、「パラスポーツに対する興味と関心を深めてもらう」ことや、「稲毛区にゆかりあるスポーツである『ボッチャ』を、3大学を含め共に競技することで郷土意識を高めるとともに、区民の交流を図る」ことを目的としています。
穴川コミュニティセンター体育館を会場に、市政だよりなどの公募から抽選により16 チームがエントリーし、小学生から90 歳代の方まで65 人が競技に参加しました。うち、区内3大学からは、各大学から1チームと大学連合チームとして1チームを結成してエントリー。本学からは、大学・短大の学生有志6人が、選手兼運営スタッフとして参加しました。
試合は、参加16チームを4チームごと4コートに分け、コート別に総当たり戦(コートごとに優勝チームを決める方式)で行われました。
惜しくも優勝は逃しましたが、年齢や障害の有無に関わらず誰もが一緒に楽しむことができるボッチャの奥深さを経験した他、試合の他にもスタッフとして、会場の設営・撤収はもとより、試合の進行や審判などの活動を通じて、他大学や区民の皆さんと交流を深めました。
大学連携パラスポーツ講座を実施しました
いなげボッチャカップに先立ち、2月16日(日)の午前中、同会場で「大学連携パラスポーツ講座(ボッチャ)」を実施しました。
この事業は、千葉市が「学生のパラスポーツ及び障害者への理解を深め、共生社会におけるパラスポーツ普及の担い手として在学中及び卒業後もパラスポーツと関わり続ける人材を育成する」ことを目的に、千葉市域に所在する各大学と連携して実施しているものです。
今回、千葉県ボッチャ協会のみなさまにご協力をいただき、千葉経済大学・千葉経済大学短期大学部と敬愛大学・敬愛短期大学、千葉大学との合同で実施。各校から学生教職員計30人が参加しました。
参加した学生の感想
I・Tさん(1年生)
私は、今回の「パラスポーツ講座」や「いなげボッチャカップ」に参加するまで、ボッチャが障がい者の方々のためだけにあるスポーツだと考えていました。ですが、ボッチャカップには、小学生からお年寄りの方まで、多くの人が参加していました。ボッチャは、障がい者の方だけではなく、地域の人々を繋ぐスポーツだと知ることができました。
H・Hさん(1年生)
実際にボッチャをプレーし、年齢や障害の有無に関わらず、地域の方々と交流することができました。これからもより多くの人にボッチャを楽しんでほしいと感じました。また、他の大学生と協力して準備や試合を行うことができ、貴重な経験となりました。
H・Aさん(1年生)
これまで私はあまり運営側でイベントに関わることがなく、今回初めてボッチャという競技を通し、様々な人と関わることができました。緊張や不安も少しありましたが、それ以上に地域の方たちと一緒に参加し、イベントを盛り上げられたことが嬉しかったです。
ボッチャカップに参加した区民の方々からも、「楽しかった」「来年も参加したい」といった声を多くいただきました。ご参加のみなさま、関係者のみなさまに、心から感謝申し上げます。
(リンク)
千葉市:稲毛区役所ホームページ https://www.city.chiba.jp/inage/index.html
千葉経済大学は、建学の精神に『片手に論語 片手に算盤』を掲げ、経済学・経営学の専門知識と倫理感を兼ね備えた有為なる人材の育成を進めています。
本学は、地域に根差す大学として、地域社会から期待される役割を果たすため、地域連携に積極的に取り組んでいます。これは、「論語」すなわち「倫理性」を体現する重要な取り組みのひとつです。また本学の学生は、地域行事におけるボランティア体験を通じて、倫理観や地域とのつながりを実践的に学んでいます。
- 本学の地域連携への取り組みについては、こちらをご覧ください。
- こちらの記事をお読みになって、本学に関心をお持ちになった方は、こちらもどうぞ。
- 「本学への入学を検討してみたい」という方は、こちらをご覧ください。