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学生の皆さんへ 学科長から

桜 たて 

学生の皆さんへ
 
学部長・経営学科長 山浦裕幸
経済学科長      粟沢尚志
 
 
今年は、新型コロナウィルスの感染拡大の影響を受けて入学式をはじめとするスケジュールに大きな変更が余儀なくされ、新入生の皆さんとは入学式で、在学生の皆さんとはガイダンスなどで会えなかったことを、大変残念に思っています。
 
学長が新入生に向けたメッセージ(こちら)の中で、「この難局をどう乗り越えて日本経済を活性化し、企業の経営安定を図っていけばいいか、本学での4年間に多面から研究を深めましょう」と書いています。これらの問題に取り組むことは、学年に関係なく重要であることは言うまでもありません。それを考える手がかりの一つになると思われる新聞記事が、4月4日付の日本経済新聞にあったのでご紹介します。それは、日本細菌学の父と呼ばれる北里柴三郎と、日本資本主義の父と呼ばれる渋沢栄一に関する論説です。
 
ペスト菌の発見などで有名な北里柴三郎は「社会に役立ってこそ研究の意味がある」との考えから、体温計製造会社(現在の医療機器大手「テルモ」の前身)の起業に携わりました。また、明治時代に日本で最初の株式会社や銀行を設立した渋沢栄一は、北里が提唱した日本結核予防協会のトップに立って資金集めなどに協力しました。
 
 ここで「温故知新」という言葉が思い出されます。いま私たちが直面している病気は当時のそれとは異なりますが、皆さんが本学で専門的に学ぶ経済学や経営学は、昔も今も、人々が健康で豊かな社会をつくるために役立つ大切な知識です。先人たちの英知と行動が、それを示しているでしょう。
 ゼミ、授業、キャリア別コース制のプログラムなどにおいて、皆さんと笑顔でお会いするときを楽しみにしています。明るい本学のキャンパスで、ともに学んでいきましょう!

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