図書館講演会「今、渋沢栄一に学ぶ」を開催しました
千葉経済大学総合図書館では、令和元年度の前期イベントとして7月6日(土)に「図書館講演会」を開催しました。本学園では渋沢栄一翁が唱えた「片手に論語、片手に算盤」を建学の精神としており、毎年「論語」をテーマとした講演会を行っています。
今年は、著書『現代語訳 論語と算盤』(ちくま新書)が22万部を超えるロングセラーとなっている守屋淳氏をお迎えし、「今、渋沢栄一に学ぶ」をテーマに、渋沢栄一翁の知恵を現代にどのように活かすのか、ご講演いただきました。
「論語と算盤」の時代背景に始まり、渋沢栄一翁の軌跡から様々なことを論じられるご講演は非常にわかりやすく、地域の方を含む95名の聴講者は皆熱心に聞き入っていました。
//参加された地域の方の感想//
渋沢栄一が「論語」を経営学にどのように生かしていたか。なかなか聴くことのできないテーマであると思い参加しました。「論語」の構成と立ち位置から語ってくださった内容は、漢文に興味がある方にはもちろんですが、若い参加者にもわかりやすかったと思います。会場の雰囲気や、講演後に質問時間を設けてくださった進行も配慮の行き届いた気持ちの良いものでした。