千葉都市モノレールの常務取締役・皆川様にお越し頂き、本学園で授業が行われました

千葉都市モノレール株式会社と本学園で結ばれた相互連携協定に基づき、同社常務取締役の皆川達也さんがゲストスピーカーとして本学園に来学され、大学、短期大学それぞれの授業でお話頂きました。
11月13日(火)、短期大学ビジネスライフ学科で行われた授業のテーマは題して「モノちゃんトラベル」。昨年、同社は地域限定の旅行業を開始し、モノレールに乗車しながらイベントを楽しめる「企画列車」を展開しているそうです。「歌声喫茶」にちなんだ「歌声モノレール」や「天空寄席」のほか、「ボージョレ・ヌーヴォートレイン」「朝ヨガ」まで、これまでに目を引く企画を世に送り出してきたことを説明してくださいました。
「皆さんも企画立案、やってみましょうか?」
皆川さんの掛け声で学生たちは10分間で書き上げることに。白紙に描かれる学生の想像力はいかなるものか?!
日付変わって同月16日(金)、大学経済学科で行われた授業のテーマは「モノレールで地域経済活性化」。開業以来30年間を振り返り、モノレールが地域経済活性化にどのくらい貢献できたのかを様々な数値から読み解くものでした。皆川さんは、モノレールの経済効果を見るために各駅の乗降客数の時系列変化や沿線都市開発との関係性に加え、企画などの催しで利用者増加の成果をあげたマーケティング戦略についてもお話くださいました。

後日、先述の短期大学学生による車内の企画立案全てに目を通してくださった皆川さんからコメントを頂きました。「アイデアが斬新でとても面白かったです。ボーリング大会やプラネタリウム、ファッションショー、中にはスイーツ食べ比べや空中お化け屋敷もありました」。
また、合わせて学生へのメッセージも添えて下さいました。「皆さんの身近なところに『ギネス世界記録』に認定されたモノレールが存在していることを認識してもらえれば嬉しいです」。

懸垂型モノレールとして営業距離が世界最長という千葉都市モノレール。授業後の学生たちのレポートには、「『ギネスで空中散歩』というフレーズでお客様をもてなすことは千葉都市モノレールにしかできないことだと思った」(ビジネスライフ学科 Aさん)などが記されていました。少しずつ知識を学んでいくことで確実に何かを感じ取っている学生たちの姿を、今後も随時お伝えしていきたいと考えています。