硬式野球部 千葉県リーグ秋季第三節 千葉工業大学戦 試合報告(2014.10.2)
優勝するには、絶対に落とせない千葉工業大学戦に向けて、得点力アップを図るため打力と走力を改めて鍛え直して臨んだ。
3節 VS千葉工業大学
1回戦 ○12-3(7回コールド)
千工大 000 003 0| 3
千経大 401 214 ×|12
初回に打線が爆発した。豊田の四球を足がかりに、大谷、久保田、山本、富樫の4連続長短打で一挙4点を奪う。その後も3回に1点、4回に2点、5回1点と加点し、6回には、山本のレフトオーバーの2塁打、荒井のライト前ヒット、四死球やエラーなどで4点を挙げ12得点とした。
投げては、先発した鵜瀬が6回を3失点に抑へ、7回には橋詰が2三振を奪う好投で締め7回コールドで先勝した。

豊田拓也(4年)
前節0.471という成績で首位打者を獲得した経済が誇るチャンスメーカー。今節は、安打数こそ少ないが四球での出塁が多く、俊足を活かし相手のリズムを狂わし、この試合での勝利に大きく貢献した。

山本裕貴(3年)
レフト・ライト、どちらにも強い打球を打てる頼れるバッター。この試合でもタイムリーなどを放っている。
2回戦 ●4-5
千経大 200 001 001|4
千工大 102 002 00×|5
初回に寺川が死球で出塁する。さらにバッテリーエラーで3塁まで進みチャンスを広げ、大谷のライト前タイムリーヒットと、久保田、山本の長短打で2点を先制する。
その裏、先発の船山が、先頭打者に2塁打を打たれ犠牲フライで1点を与えてしまう。さらに3回には2連打とバントで送られ2・3塁とされ、このピンチに犠牲フライとレフト前タイムリーヒットで2点を奪われ、逆転されてしまう。
しかし、6回に久保(隼)がエラーで出塁し盗塁に成功、このチャンスに豊田が意地のレフト前ヒットを放ち3-3の同点とする。
その裏、4回から登板した久保(篤)が、1死から2本のヒットを打たれ1・2塁とされる。このピンチに久保(隼)が、サード前のセイフティーバントを暴投し4点目を与えてしまう。さらにスクイズも決められ3-5とリードされる。
最終回の攻撃も、1死から大谷が四球で出塁し、山本がレフト前ヒットで繋ぎ、富樫のセンター前タイムリーで4-5と1点差に詰め寄ったが、代打の斎藤がファーストフライでアウトとなり敗れてしまった。

大谷瞭平(3年)
1回表、1死3塁のチャンスでライト前にタイムリーを放ち、先制点を挙げた。1回戦でもタイムリーを放っており、得点に大きく貢献している。
3回戦 ○6-3
千工大 021 000 000|3
千経大 005 001 00×|6
決戦の3回戦は、2回にショート荒井のエラーで2点を与えてしまい、さらに3回にも荒井のエラーと先発の鵜瀬のボークでピンチになり、荒井の中継ミスで3点目も与えてしまう苦しい展開となってしまった。
しかし、その裏に代打の秋葉が四球で出塁すると、福原のセンター前ヒットと相手エラーなどでチャンスを作り、大谷、山本、富樫の3本のタイムリーで一挙に5点を取り返し逆転する。6回にも福原がエラーで出塁して盗塁を決め、寺川のセンター前タイムリーで加点する。
投げては、先発の鵜瀬が6回を3失点に抑へ、7回からは久保(篤)が要所を完璧に無失点で抑へ、6-3で勝利し勝ち点を2とした。

富樫耀介(4年)
3回裏の攻撃、3-3と同点に追いつき、尚も1・2塁のチャンスで、ライトとセンターの間を破る走者一掃の3塁打を放ち勝ち越しに成功。流れを完全に呼び込む一打を放った。

久保篤史(4年)
7回からマウンドに上がり、持ち前の安定した投球を見せ、相手にチャンスを作らせることなく最終回も三人で抑えた。