授業紹介~囲碁科目「囲碁で培う思考力」~
千葉経済大学の強みの一つに「人間力・社会人基礎力が身につく」があります。
今年度、思考力を培う授業の一つとして、囲碁科目「囲碁で培う思考力」が開講しました。
その科目の担当講師・岡田先生と、受講生のコメントを紹介します。
囲碁の授業について
非常勤講師 岡田結美子先生(日本棋院六段)
日本の伝統文化である囲碁を学ぶことで「考える力」「集中力」「コミュニケーション能力」を養います。
近年では人工知能(AI)の技術開発に囲碁が取り入れられ、世界的にも注目を集めるようになりました。
本講義では基本的なルールから学び、初めての方でも終局まで打てるようになります。
囲碁は世代間・国際間を超えた、優れたコミュニケーションツールであり、グローバルな活動にも役立てることが出来ます。

授業担当の岡田結美子先生(日本棋院六段)
囲碁の授業を学んで
経済学科3年 W.K.
私は囲碁の経験がなく、「何となく楽しそうだ」という軽い気持ちで授業を履修しました。囲碁自体は期待どおり、とても面白いものですが、講義を受け、実践を重ねていくうちに想定していたこととは違う楽しみに気づきました。
それは、「相手とのかけひき」や「先を読んで戦うこと」の楽しさです。普通の授業では、学んだことをその場ですぐ確かめることはできませんが、この授業では、相手と囲碁をしながら考え、学び、確かめることができます。
さらに、集中力も増し、私生活などにもとても良い効果があります。私はこの講義で学んでいることを他の分野にも活かしていきたいと思います。
3月に実施しました「囲碁講演会」のキャンパスだよりはこちらからどうぞ。