博物館再開について 新型コロナウィルス感染症流行により、皆様への公開を自粛しておりましたが、
8月11日(火)より
予約制ではありますが、公開を再開します。公開中は展示室内の換気とアルコールによる手指の消毒、来館時の検温を徹底し、来館される皆様が安心して見学いただけるよう努めさせていただきます。
来館方法 事前に来館日時の予約をしていただきます。
電話・メール・FAX、またはホームページ上にある申込フォームで申請をしてください。
申込フォームはこちらです
↓
https://forms.office.com/Pages/ResponsePage.aspx?id=6ew3hSStbE-pXyy3Ha3mTp9fXGiiSCpHsup1e-6AE0RUODFZRlZZQ01ENE82VUVGWFZZU01QWE0zWC4u 注意点・予約の人数は一度に5名までとします。
・同時に来館できる団体を1団体までとします。そのため申請いただきました日程に多数の申請が重なってしまった場合には、日程の調整をお願いすることがあります。
・申し込みの際に代表者の氏名・連絡先を明記してください。
・来館された際には見学者全員の氏名・連絡先を名簿に記入していただきます。
(感染者が発覚した場合、保健所への連絡のためです)
申込は、1営業日前までにお願いします。(予約の調整のためです) 連絡先はこちらです。予約をされる前に以下を必ずご一読ください。見学前の注意点 公開するにあたり、下記の事項を厳守とさせていただきます。また、この注意事項を守っていただけない場合は入館をお断りさせていただく場合があります。
1、【入館について】
・事前にマスクの着用しての来館をお願いします。
・見学の前に手指の消毒をお願いします。(博物館入口にご用意しております)
・体調が悪い時には来館をしない。
(当日でもかまいませんのでご連絡いただければと思います)
・来館時の検温にご協力をお願いいたします。
(体温が
37.5以上の方は入館をお断りいたします)
2、【見学について】
・見学は
30分以内とさせていただきます。
・見学の際には互いに
2メートルの間隔を空けて大声で会話をしないでください。
千葉経済大学地域経済博物館は、千葉県の歴史を経済史と経済伝承の視角から構成して展示する施設として、2010年6月1日に開館しました。
千葉経済大学では、1988年の開学以来、日本経済史研究室を中心に千葉県内の古文書調査を行ってきました。千葉県内の旧家から約5000点の古文書を受託しています。
また、1995年本学に博物館学芸員課程が設置されると、御宿町岩和田地区における調査で、漁具を中心に約50点の寄贈を受けました。併せて本学が購入した古い計量器具等を所蔵しています。
今後は、千葉県の人々の暮らしにスポットをあて、歴史と経験則(伝承)の合理性から人々の生活に即した現実的な課題をハンズ・オン展示するとともに、博物館活動に地域住民によるサポートシステムを形成し、地域と一体となって文化財の保護と伝承を企画する、いわゆる都市型エコ ミューゼアムを目指していきます。


常設展「近世江戸地廻り経済圏と房総の名主たち」では、本学に寄託されている長南町山内の大戸家、同じく長南町岩撫の磯野家、勝浦市中倉の菅根家といった江戸時代村の名主をつとめていた家々の古文書や収集した民具から、房総の農民や漁民が、この経済圏の中で果たした役割を紹介しています。
特別展としては、これまでに、御宿町の調査にて寄贈を受けた民具からアマ(海女・海士)の漁法や生活について紹介した「千葉県御宿のアマ(海女・海士)暮らしと民具~学芸員課程調査実習成果展~」や、江戸時代以降の人々の生活用具やその主な燃料であった木炭から当時の人々の生活とエコロジーとの関連性について紹介した「くらしのなかの経済~千葉の歴史にみるエコロジー~」など、千葉県で生業をたてていた人々にスポットをあて、その生活や道具を紹介してきました。 また、展示活動の他にも、古文書講座を開催するなど、多くの方々に生涯学習の場として活用していただけるよう企画しています。
今後も、年に1から2回の企画展、古文書講座を開催していく予定です。
千葉経済大学で履修し、取得できる「博物館学芸員課程」については
こちらからご覧いただけます。