ただの「税理士」ではなく
「スーパー税理士」として頑張っていきたい
Kさん
千葉経済大学2016年度卒業
本学大学院2018年度修了
父の職業であることから、将来の選択肢のひとつに「税理士」がありましたが、本格的に目指していきたいと決めたのは大学時代でした。様ざまな講義や経験を通して、試験対策勉強だけでは学べない学説的なことにも興味がわき、本学の大学院に進学しました。本学は少人数で行われ、より専門的に、より深い内容まで学修することができます。論文作成では、担当教授がマンツーマンで指導をしてくださるので、随時質問することができ、自分の知見が広がっていくのを実感できました。本学大学院生として過去最高齢の84歳で入学
「人生100年時代」に税理士目指す
Sさん
本学大学院 経済学研究科
修士課程2年次
県庁を定年退職後、税理士事務所で事務作業をしていましたが、「会計や財務でやり残したことを学びたい」と大学院進学を決意しました。様ざまな大学院のパンフレットを読み込んだ中でも目に飛び込んできたのは、カリキュラムが充実した千葉経済大学大学院でした。
アドミッションポリシー(入学者受入方針)
社会貢献に資する公共政策の立案や組織運営に不可欠な会計税務の各分野において、経済学・経営学・会計学・税法に関する高度な専門的知識や能力を身につけることが求められています。
本大学院は、このような専門的知識・能力を身につけた高度専門職業人の養成の場を提供し、具体的な入学者として次のような人材を念頭においています。
(1) 高度な専門的知識を身につけることに意欲を持ち、自己啓発に努め、幅広い学識を深化させたいことを望み、学問的探究心のある人
(2) 企業や公共団体などの組織において必要とされるマネジメント能力、問題解決能力、政策立案能力を高めたいと望む人
(3) 税法や会計分野の研究に取り組み、高度専門職業人である税理士等を目指す人
カリキュラムポリシー(教育課程の編成方針)
カリキュラムは、2つのコースから編成されるが、関連する科目を幅広く選択できるようにし、次のような編成方針にしたがうものとする。
(1) 高度な専門知識と論理的な思考能力を身につけることができる科目を設定する。
(2) マネジメント能力、課題解決能力、政策立案能力などの向上が図れる科目を設定します。
(3) 税理士試験科目免除制度に適合したカリキュラム設定を行います。
ディプロマポリシー(修了認定・学位授与の方針)
本大学院の設定した科目群から30単位以上を修得し、かつ、修士論文について必要な研究指導を受け、審査に合格した者で、次に掲げる目標を達成した者に修士(経済学)の学位を授与します。
(1) 高度な専門的知識を習得しており、論理的な思考能力を身につけている。
(2) 企業や公共団体などの組織において必要とされるマネジメント能力、問題解決能力並びに政策立案能力を身につけている。
(3) 会計税務などの専門的知識を習得して、高度専門職業人としての能力などを身につけている。
公共政策(経済・経営) | 会計税務 |
理論経済学特論 | 西洋経済史特論 | 所得税法特論Ⅰ・Ⅱ |
日本経済史特論 | 経済学説史特論 | 法人税法特論Ⅰ・Ⅱ |
国際経済学特論 | 労働経済学特論 | 消費税法特論 |
日本経済論特論 | 金融論特論 | 相続税法特論 |
産業組織論特論 | 計量経済学特論 | 簿記論特論 |
経営管理論特論 | 経営組織論特論 | 財務諸表論特論 |
経営戦略論特論 | 経営史特論 | 原価計算論特論 |
産業組織論特論 | マーケティング論特論 | 中小企業会計特論 |
イノベーション論特論 | 経済史特論 | 会計税務特別演習 |
経済政策論特論 | 中小企業論特論 | |
財政学特論 | 公共経済学特論 | |
社会保障論特論 公共政策(経済・経営)特別演習 | |
・講義科目(各2単位)はコースに分かれていますが、どの科目も選択可能です。
・修士論文の指導は、入学時に選択したコースの特別演習(8単位)で行います。
・修学年限は原則2年ですが、3年ないし4年の長期履修も可能です。

沼田博幸特任教授の「法人税法Ⅱ特論」「消費税法特論」
所得税は、所得に対する税の中心となる基幹税のひとつです。また、消費税は本来、一般間接税の中の付加価値税タイプの一種ですが、現行制度は収支差額課税の要素も取り込んだ複雑なものとなっています。授業では、各税の基本的な考え方を学んだうえで、個々の重要な課題について、判例や学説を踏まえて議論・研究をしていきます。また、学説を研究することで、修士論文を作成する際の基本的知識を習得することができます。