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学校周辺紹介!②

 今回は検見川神社の例大祭について紹介します。
 まず検見川神社がある検見川地区について触れてみます。
 検見川地区は花見川区にあり、かつては海岸に面していました。地区内に船橋方面からの房総往還と呼ばれる街道が通っており、馬加(まくはり)から稲毛へ抜けています。現在検見川は1・2丁目(横宿・上宿・仲宿)・3丁目(仲下宿・大下宿)・5丁目(新田)に分かれており、かつて宿場であった名残の地名が地区内に残されています。生業は、海苔養殖・貝採り・アサリ採り・商業・農業などを行っていました。
 この検見川地区に鎮座する検見川神社は承平4年(934)に創建され、素盞鳴尊(すさのおのみこと)を祀る神社です。かつて八坂神社とも称したそうです。素盞鳴尊は京都八坂神社の牛頭天王(ごずてんのう)と習合して疫病の神として信仰され、祇園信仰として全国に広まりました。京都八坂神社は祇園祭りが有名ですが、この祇園祭りは信仰が全国へ広まるとともに伝播し各地で夏祭りとして行われています。
 さて、検見川神社の祭礼は8月1・2・3日の日程で行われます。8月1日の夕方、神輿を神社からお仮屋へ移動し8月3日まで納めます。8月3日にお仮屋から5丁目のお旅所まで神輿が渡御し、お旅所で神事を行います。そして神事が終了すると神社へ還御します。この祭礼の最大の見所は神輿の勇壮な担ぎ方にあります。
 地面スレスレまで神輿を下ろし、そこから一気に高く差し出します。近くで見るとその迫力と勢いに圧倒される程です。神輿を揉む際には神輿囃子とよばれるテンポの速い御囃子で雰囲気を盛り上げます。担ぎ手の掛け声と神輿囃子が合わさり、地区全体が熱い雰囲気に包まれます。
 検見川地区の結束の固さや、信仰心の高さを見た祭礼でした。(学芸員 菅谷祐輔)
 
参考文献
 『 検見川の民俗 千葉市民俗調査報告書5 』(研究紀要第19号 千葉市立郷土博物館 平成23年3月)

検見川神社例大祭5

検見川神社例大祭1

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