トップニュース一覧高校生の皆さん、会計学を勉強してみませんか?(2015.2.1)

高校生の皆さん、会計学を勉強してみませんか?(2015.2.1)

財務会計の目的は投資家に役立つ情報を提供し、社会を活性化させることです。

 高校生の皆さん、こんにちは。大学で財務会計論を担当している佐藤恵です。財務会計では、企業に資金を提供する投資家などに対して、「企業がその資金を利用してどのくらい財産を持ち、どれほど儲けたか」という情報をどうやって報告すべきかを議論します。その目的は、投資家等の意思決定に役立つ情報を提供して、企業、ひいては社会を活性化させることにあります。
 以上を念頭に、私は「リース会計」に関心を寄せています。リースとは、借手が一定額を支払い、貸手の所有する財産を一定期間にわたり使用する取引をいいます。たとえば航空会社が航空機を調達するとします。航空機を購入すると多額な資金が必要となる上、経済環境の変化に対応して簡単に買い替えできません。他方、リースすると、多額な資金を投じずに当面の間営業活動を行える上に、機種変更も容易です。

佐藤恵先生3

佐藤 信彦・角ヶ谷 典幸 編著(2009/08/10)

佐藤恵先生2

齋藤真哉 編著(2014/2/10)
 現行の会計ルールでは、購入した航空機は資産として報告される一方、リースした航空機は(一部を除いて)報告されません。つまり、両者とも「調達した資金を航空機に投じ、それを使用して儲ける」のに、後者では稼ぐ源泉である航空機の存在が示されません。そこで、現在、リースした航空機であっても資産として報告するあり方が議論されています。リース会計は、企業活動を如何に描写すれば役立つ情報となるかを考察する、その具体例として注目されます。

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